【徹底解析】フランス流のクリスマスの過ごし方

暮らし

こんにちは!Jance plus+ライターのeluです。

世間はすっかりクリスマスムード。

どこへ出かけてもクリスマスソングが流れ、輝くイルミネーションやクリスマスツリーが街を彩ります。

日本でも一大イベントのクリスマス。

フランスでは、どんな風に過ごすのでしょうか。

今回は、フランスのクリスマスの過ごし方をご紹介します。

フランス流クリスマス

クリスマス、誰と過ごす?

日本では、クリスマスといえば恋人と過ごすイメージが定着しているように思います。

ですが、フランスでは家族と過ごすのが一般的だそう。

11月中旬ごろから街中はクリスマスの飾り付けが始まり、来るクリスマスをみんな心待ちにしているそうです。

24日のクリスマスイブを前に帰省ラッシュが始まり、クリスマス当日は大切な家族とゆっくりと時間を楽しむ。そんな過ごし方をしてるようです。

待ちに待ったクリスマスの食卓に並ぶものは?

テーブルを彩るクリスマスディナー。

想像するだけでもワクワクしますね。

美食の国と名高いフランスでは、どんなものを食べているのでしょうか。

まずは「アペリティフ(アペロ)」からスタート。

食前にシャンパンなどを飲みながら、みんなでゆっくりワイワイする時間はなんと3〜4時間にも及ぶのだとか。

そのあと、前菜から始まる豪華なクリスマスのフルコース。

前菜には、牡蠣やフォアグラ、サーモンなどを使った料理。

メイン料理は肉と魚の両方があり、肉料理のメインディッシュは七面鳥を食べる家庭が多いそうです。

もちろん、メインディッシュが2種類あるように、前菜も2種類も出てきます。

大満足のディナーでは終わらないのがフランス流。

食事の際、忘れてはいけないのがチーズです。チーズも牛や羊など、様々な種類を味わいます。

チーズを堪能したら、最後はデザート。

フランスではブッシュ・ド・ノエルが一般的。

「クリスマスの薪」という名がつけられたこのケーキ。

見た目も可愛らしくて、クリスマスディナーの大トリを務めてくれます。

その後も家庭によっては焼き菓子など数種類を堪能して、豪華で楽しいディナーの時間はお開きとなります。

見逃せない!街を彩るイルミネーション

街を歩くだけでクリスマスの華やかな気分を味わわせてくれるイルミネーション。

その中でもまず外せないのが「シャンゼリゼ通り」。

(出典:https://www.hankyu-travel.com/kaigai/christmas/europe/france/)

シャンゼリゼ通りの2キロ余りにわたって400本の街路樹がライトアップされます。

その輝きが見た人を虜にすること間違いなし。

イルミネーションを一目見ようと足を運ぶ人で賑わいます。

イルミネーションは外だけではありません。

パリで最も豪華とも言われる「ギャラリー・ラファイエット」。

こちらの建物の中にあるクリスマスツリーも毎年話題を呼んでいます。

2022年のテーマは「モミの木の惑星」。

(出典:https://www.france.fr/

デパートに入るとまず迎えてくれるこの大きなクリスマスツリー。

その大きさと美しさに心奪われること間違いなしです。

素敵なお店が並ぶクリスマスマーケット

(出典:https://www.france.fr/ja/news/list/marche-noel-2021

街の中心で「マルシェ・ド・ノエル」(クリスマスマーケット)がクリスマス前の約1ヶ月間開催されます。

これらのマーケットにはクリスマスツリーの飾りなどの雑貨を始め、美味しい食べ物や温かいホットワインなど、目もお腹も満たしてくれるものばかり。

場所によってはメリーゴーランドやスケートリンクなどのアトラクションもあるのだとか。

1日中いても飽きることのないほど、賑やかで楽しめます。

各地で開かれるマーケットですが、最も有名なのはアルザス地方のストラスブールで開催されるマーケット。

なんと1570年ころから開かれていた歴史を誇り、その規模はヨーロッパ最大。

広場には、毎年高さ約30メートルの大きなツリーが設置されているそうです。

聖なる夜に願いを。クリスマスミサ・コンサート

賑やかなクリスマスも素敵ですが、教会で開かれるミサやコンサートも忘れてはいけません。

ミサは、主にカトリック教会で行われる、神に感謝と祈りを捧げる祭儀。

その中でも、クリスマスミサはイエス・キリストの生誕を祝う年に一度しかない大切なミサです。

クリスマスミサは、24日の夜と25日に各地の教会で行われます。

一般信者だけでなく、誰でも参加することができます。

そのため、クリスマスの日には教会へ赴く人々が多いのだとか。

また、クリスマスの期間に開かれるコンサートは、教会によって演奏プログラムが異なります。

ピアノや弦楽器、ゴスペルなどの声楽曲も楽しめる内容になっています。

24日には、クリスマス気分をさらに深めてくれるクリスマスキャロルが演奏されるところが多いそう。

過去には「アヴェ・マリア」などの曲が演奏されているコンサートもありました。

気分や聞きたい曲に合わせてコンサートを楽しめるそうです。

まとめ

日本でも、心待ちにしている人が多いクリスマス。

フランスでは、年に一度しかないこの日のために、1ヶ月より前から準備を重ね、家族と大切な時間を過ごします。

街中を煌めかせ、幸せな気分で満たしてくれるクリスマス。

日本でも手に入る食材やケーキなどと一緒に、今年はフランス流のクリスマスの過ごし方を楽しんでみてはいかがでしょうか。

皆様に素敵なクリスマスが訪れますように!

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