フランスのパティスリーでよく見かける定番焼き菓子、フィナンシェ。
外はカリッと香ばしく、中はしっとりとした食感が魅力です。
実はお家でも意外と簡単に作れるので、ちょっとしたおやつやおもてなしにもぴったり。
今回はフランスでも手に入りやすい材料で作れる、失敗しにくいレシピをご紹介します!

材料(型:縦7㎝×横22㎝×高さ8㎝)
チェックボックスになっているので、買い物や調理中是非ご活用ください。
手順
下準備
①卵白は常温に戻しておく。
②★の材料をふるっておく。
③オーブンを200℃に予熱しておく。
④無塩バターを1辺1㎝のサイコロ状に切っておく。(均一に熱が通る大きさで。)
⑤型にクッキングシートを敷いておく。
作り方
①無塩バター100gを鍋に入れ中火にかけ、焦がしバターを作る。焦げ具合を見ながらホイッパーで混ぜ続ける。色が濃くなってきたら火からおろす。
②70g分のバターを漉し、65~70℃になるまで冷ます。
③ボウルにふるった★アーモンドプードル35g、薄力粉(T45)30g、粉砂糖70g常温にした卵白80gを入れ、ホイッパーで全体がしっかりと混ざるまで擦り混ぜる。
④焦がしバター70gを③に3~4回に分けて入れる。その都度しっかりと混ぜ合わせる。
⑤しっかりと混ざりあい、ホイッパーを持ち上げると生地がすぐに馴染む程度の柔らかさになったらOK。
⑥型に生地を流し入れ、190℃に温度を下げ12分、次に180℃に下げ12分焼く。※竹串や菜箸を真ん中に刺し、生地が付いていたら180℃のまま追加で焼く。
⑦竹串や菜箸に生地が付いてこなくなったら完成!
出来立てだと外がカリッと中がしっとりでおすすめです♪
ポイント
クッキングシートの敷き方
一度、くしゃくしゃに丸めてから使うと敷きやすいです。
どうしても型から浮いてしまう場合は、型にバターや油を塗りクッキングシートを敷いてみてください。
焦がしバター
実は意外と難しい焦がしバター。私はうまくいく方が少ないです…
焼き続けても色が濃くならないし、白い塊が出てくるし。
一度、焦がすことができなかったバターでフィナンシェを作ってみたことがありますが、おいしかったです!
焦がしバターを使った方が風味や味の深みは出てきますが、溶かしバターでも十分おいしくできます。
もし焦がしバターができなかった場合もあきらめずその溶かしバターでフィナンシェを作ってみてくださいね✨
温度計がない場合(焦がしバターの温度)
手順には焦がしバターの温度を「65~70℃」と書きましたが、温度計がないと温度を測るのは難しいと思います。
温度計がない場合は、漉したバターを入れた容器を水の中に入れ冷ましてみてください。
粉類と卵白を混ぜている間の数分でちょうどいい温度まで下がると思います。
この方法で何度も作っていますが、問題なくおいしくできています!
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