パリ12区ってどんなところ?魅力を徹底解説!
パリ12区はパリ市の東南部に位置し、広大な緑地と歴史的な建造物、モダンな街並みが融合したエリアです。
観光の中心地であるシャンゼリゼやルーブル美術館のある1区と比べると、やや静かで落ち着いた雰囲気が特徴です。
そのため、ゆったりとパリの文化や自然を楽しみたい旅行者に特に人気があります。
この区は多様な顔を持っており、ヴァンセンヌの森のような広大な自然を楽しめる一方で、ベルシー村のように再開発された商業エリアもあります。
さらに、オペラ・バスティーユ周辺には歴史的な建築物やカフェが点在し、文化と日常生活が調和しています。
また、パリ12区は交通アクセスが良好で、メトロの1号線や6号線、8号線が利用できるため、主要観光地への移動も便利です。
旅行中に混雑を避けたい方や、自然の中でリラックスしたい方にぴったりのエリアです。
パリ12区の人気観光スポット
ヴァンセンヌの森(Bois de Vincennes)

ヴァンセンヌの森はパリ市内最大の公園であり、約995ヘクタールの広大な敷地を誇ります。
ここでは季節ごとに変わる花や樹木を楽しみながら散策ができ、家族連れやカップルに人気のスポットです。
園内には湖や池が点在し、ボートに乗ってのんびり過ごすこともできます。
また、パリ動物園や植物園もあり、動物や植物に触れ合える機会が多いです。
春には桜が咲き誇り、日本の花見を思い出すような光景を楽しめます。
アクセスはメトロ1号線の「シャトー・ド・ヴァンセンヌ」駅から徒歩数分で、パリ中心部からのアクセスも非常に便利です。
公園内は広いため、ゆったりとしたスニーカーや歩きやすい靴で訪れることをおすすめします。
ベルシー村(Bercy Village)

ベルシー村はかつてのワイン倉庫街を改装して作られた商業施設で、ショッピングやカフェ巡りを楽しめます。
石畳の通りや歴史的な建物が残るエリアは、パリの他の商業地区とは異なる趣があります。
このエリアにはおしゃれなレストランやカフェが多く、ランチやティータイムにぴったりです。
また、週末には市場やイベントも開催されており、地元の人々も訪れる活気あるスポットです。
メトロ6号線の「ベルシー」駅からすぐの場所にあり、アクセスが良いのも魅力です。
買い物の合間にゆったり休憩できるベンチや緑も点在しているため、散策にも適しています。
パリ・オペラ・バスティーユ地区

バスティーユ広場はフランス革命の歴史と結びついた重要な場所であり、近代的なオペラ・ド・ラ・バスティーユ劇場もあります。
周辺にはカフェやレストランが多く、昼夜問わず賑わっています。
この地区は文化的なイベントも多く、オペラやバレエの公演を楽しむことができます。
夜にはライトアップされた広場が美しく、散歩や夜の食事にも適したエリアです。
メトロ1号線の「バスティーユ」駅が最寄りで、パリ中心部からのアクセスも良好です。
歴史と現代が調和するエリアとして、観光客にとって見逃せないスポットです。
家族で楽しむ
パリ動物園(Parc Zoologique de Paris)

ヴァンセンヌの森内に位置するパリ動物園は、リニューアルされたばかりで自然に近い環境が整っています。
多様な動物種が展示されており、子どもから大人まで楽しめるスポットです。
園内は広く、動物たちの自然な生活環境を再現しているため、教育的な面でも評価されています。
動物好きの方には特におすすめで、散策しながら様々な生き物を観察できます。
天気の良い日に訪れて、動物たちとふれあうのも良いでしょう。
料金
- 大人(13歳以上):22ユーロ
- 子供(3~12歳):17ユーロ
- 3歳未満の子供:無料
- 割引料金:17ユーロ(失業者証明書や教育パス所持者など)
チケットは公式ウェブサイトや現地のチケット売り場で購入できます。
営業時間
- 2025年1月6日~3月30日:毎日 10:00~17:00
- 2025年3月31日~10月12日:月~金曜日 9:30~18:00、土日祝日・学校の休暇期間 9:30~19:30
- 2025年10月13日~2026年1月5日:毎日 10:00~17:00
※最終入園は閉園1時間前までとなっており、退園後の再入園はできません。
アクセス
メトロ
- 最寄駅:メトロ8号線「ポルト・ドレ」駅(Porte Dorée)
- 駅から動物園まで徒歩約7分
バス
- バス路線:46番バス
- 「ポルト・ドレ」駅近くのバス停からアクセス可能
見どころ
パリ動物園は、世界各地の生態系を再現した5つの「バイオゾーン(biozone)」に分かれています。
- アフリカゾーン:ライオン、キリン、サイなどが生息。
- アマゾン・ギアナゾーン:ジャガー、マカオ、カピバラなど。
- ヨーロッパゾーン:ヨーロッパの動物たちを展示。
- マダガスカルゾーン:レムール、フォッサ、カメレオンなど。
- パタゴニアゾーン:フンボルトペンギン、ピューマ、アンダーニャなど。
また、約4,000㎡の熱帯雨林を再現した温室や、広大なサハラ砂漠を模したエリアもあり、多様な動物たちと自然環境を楽しむことができます。
まとめ
パリ12区は、華やかな観光名所が並ぶ中心部とは一線を画し、落ち着いた雰囲気の中に自然や芸術、歴史が調和する魅力的なエリアです。
ベルシー公園やヴァンセンヌの森では、都会にいながら四季の変化を肌で感じることができ、心をゆったりと解きほぐすひとときを過ごせます。
オペラ・バスティーユやパレ・ド・ラ・ポルト・ドレでは、芸術と建築の奥深さに触れられ、マルシェやカフェでは地元の暮らしを垣間見ることができます。
観光だけでなく、パリの日常を感じたい方には特におすすめの地区です!
みなさんもぜひ訪れてみてくださいね!
コメント