皆さんこんにちは!Jance plus+編集部です!
今回は、初めてでもこれを見れば安心!詰め方・料金・ラベルの書き方まで、実体験込みでお届けします!
長くなりますが、この手順通りに進めばOKです!
(見返せるようにブックマークをお忘れなく!)
海外の引っ越しって、どうするの?送り方は?料金は?日数は?
そんな疑問を一気に解決しましょう!
引っ越しの流れ
1.荷物をいつ届けたいか決める
2.送る方法を決定する(船?飛行機?EMS?)
3.送れないものを確認する
4.送る荷物を決定する
5.段ボール・梱包材・ガムテープなどを準備する
6.詰めた内容、重さを控える
7.郵便局のアカウントを作成する
8.ラベルの入力をする
9.集荷サービスの予約をする
10.段ボールに行先の国名・番号を書く
11.現金を準備する
1.荷物をいつ届けたいか決める
まず、荷物をいつ届けたいか、日にちを決めます。
※日にちを決めても、届いてほしい日にちぴったりに着くことはほぼないと思ってください。
(次のパートで説明しますが、船便だと1~3か月の幅があり、航空便でも1~2週間の幅があるようです)
余裕のある日数、もしくは自分が届け先の場所に着いた後に届くような日数になるように考えておきましょう。
余談ですが、世界情勢により数か月前は船便で送ってもいつ届くかわからない、下手したら半年以上かかるかもしれないと郵便局の方に言われた経験があり…
国境を越えてやり取りをされる方は世界情勢も関わってくることもあるので、日常的にニュースは見ておきたいものですね。
2.送る方法を決定する(船?飛行機?)
日にちが決定したら、次は送る方法を決めましょう!
やはり気になるのは料金ですよね。
EMS>航空便>エコノミー航空(SAL)便>船便
の順で安くなり、この順で届くまでの日数が長くなります。
※EMSとその他の方法では送れる段ボールが異なるので要注意!!
金額は変動することがあります。随時こちらから料金を確認してください。
【検索手順】
料金表 – 日本郵便 (japanpost.jp)>国際小包 第3地帯 オセアニア・北米(米国を除く)・中近東・ヨーロッパ 「料金表」を選択>発送手段「航空便」で「表示」を押下(次の画面でも船便などが検索できます)
EMS
・航空便で最速で届くタイプ
・コスパは一番悪い
・急ぎの時やスケジュールに余裕がない場合に最適
航空便
・通常の速度で届ける航空便のタイプ
・出費を抑えたいが少しでも早く送りたい場合にピッタリ
エコノミー航空(SAL)便
・通常の航空便より料金が安め
・通常の航空便よりやや時間がかかる
・船便よりも早くコスパ良く送りたい場合にピッタリ
船便
・一番料金が安い
・到着まで数週間~数か月(2~3か月の可能性もあり)かかる
・安く沢山送りたい場合にピッタリ
料金表
※料金やサイズ、重さ等は変更になる場合があるので、最新の情報は日本郵便の公式HPをご覧ください。https://www.post.japanpost.jp/cgi-charge/
配達日数(目安) | 料金(例:2kg) | 最大段ボールサイズ | 最大重量 | |
EMS | 約6日 | ¥6,700(税込) | 長さ1.5m 長さと横周の合計3m | 30kgまで |
航空便 | 約7日 | ¥4,130 | 長さ1.05m 長さと横周の合計2m | 30kgまで |
SAL便※ | 約6~13日 | ¥4,000 | 長さ1.05m 長さと横周の合計2m | 30kgまで |
船便 | 約1~3か月 | ¥3,100 | 長さ1.05m 長さと横周の合計2m | 30kgまで |
※東京~パリの場合
※2025/04/28現在、SAL便は停止されています。
私の場合は、移住するときは少しでもコスパを良くしたかったので船便にしました。
移住する2か月前に送り、現地についてから2週間が経った辺りから少しずつ段ボールが届いた記憶があります。(計7個でした💦)
移住する目的や状況によってピッタリな運送方法は異なるので、ご自身にあった方法を選んでみてくださいね!
3.送れないものを確認する
送れないものが入っていると、大事な荷物が届かない場合があるのできちんと確認しましょう!
特にアルコール類や電子機器類、植物や食べ物系に注意したいですね。
全世界共通で送れないもの
フランスに送れないもの
本来であれば一覧表にして書き出したいのですが、荷物が没収されるリスクのある重要なポイントなので、最新情報をサイトで確認いただきたいのでURLベタ張りで失礼します!
4.送る荷物を決定する
送る荷物は後で一つ一つ名前やコード、重さなどを記載して提出しなければなりません。
なので、まだ段ボールに詰めないようにしてください!
詰めるものをまとめておくと楽です。
個人的に買ってきてよかったものや、次回の一時帰国の際に買っていきたいものをご紹介します。
食べ物編
- ふりかけ
- お茶漬けの素※
- 梅干し
- お吸い物の素※
- 中濃ソース
- たこ焼きソース
- お好み焼きソース※
- かつお節(小分け袋)※
- たこ焼き粉※
- お好み焼き粉※
- めんつゆ※
- 和風だし(顆粒)※
- プチっと鍋※
- チャーハンの素※
- うどん
- 蕎麦
- そうめん※
- 昆布醬油※
- 麦茶(パックタイプ)※
- 抹茶
- 緑茶
- カルピス(原液)※
- インスタント焼きそば※
- 抹茶ラテ(粉末)
- キャラメルラテ(粉末)※
- お餅※
- お米※
※がついているものは、私が普段利用しているアジアンスーパーで見かけなかったものです。
調味料類はまとめて買っておいた方が良いと思います。
こちらでは3倍の値段は当たり前です。
食べなれた味があるだけで、大分ホームシック予防になると思います!
キッチングッズ編
- 菜箸
- しゃもじ
- 包丁
- お米とぎ器
- ブンブンチョッパー
- 電子レンジでゆで卵ができるアイテム
- お茶碗(電子レンジ、食洗機OK)
- お椀(電子レンジ、食洗機OK)
- お箸
- クッキー型
やはり日本食で使うものは日本で買うのが品質、使いやすさ、デザインを考えても一番だと思います。
最後のクッキー型に関しては、ただ日本のクッキー型の方がかわいいデザインが揃っているように感じるからです!
お弁当を作るご家庭は100均に売っているアイテムをまとめ買いするのもおすすめです。
私も100均に行ったら、リストの倍以上の数を買ってしまうかもしれません…
コスメ・薬編
- シャンプー
- リンス
- フェイスパック
- メイクブラシ
- カミソリ
- ナイトクリーム
- 歯ブラシ
- 目薬
- 頭痛薬
- コンタクトレンズ
- 化粧下地
- パウダーファンデーション
コチラに来ていろんなシャンプーやリンスを使ってみましたが、やはり自分の髪に合ったブランドが一番だなと。
パリは硬水なので、日本で売られている軟水用のシャンプーは泡立ちにくいというデメリットがあるのですが、仕上がりが全然違う…
恐らくフランスにもそれなりのお値段を出せばハイクオリティのものが手に入るのですが(コスメ以外のアイテム然り)、値段と質を考えると日本製品って低価格で高品質なものばかりなんですよね。
なので、フランスにもあるじゃん!というものも日本に帰ったときまとめ買いしていきます🔥
ポイント
キッチングッズ編
刃物類は絶対日本製!!!!
包丁、はさみ(通常、料理用、裁縫用etc…)、爪切り、ピーラー、カッターなどなど
刃物類はフランスに売っているものとは比べ物にならないくらい日本製が良いです。
パリの普通のお店で買うハサミはなんどもジョキジョキ動かさないと、切れにくいです。
包丁は刃を定期的に研げば使えるかもしれませんが、切れ味のいいものの方が怪我をしにくいですし買って損はないと思います。
コスメ・薬編
日本ではどこでも売っている大容量のフェイスパックがこちらにはありません!!
フェイスパック自体は売られているのですが、個包装で割高だったりするので(その分効果が高かったり、衛生面は良いのかもしれませんが)、毎日パックを使う方はパリでフェイスパック難民になる可能性大です。
たっぷり1年分くらい買って持っていくのが吉だと思います。
そして
皆さんに声を大にしてお伝えしなければならないことが…
フランスでは日焼け止め効果のある化粧下地&ファンデーションがありません。
(もしここにあるよ!って知っている方はコメントで教えてください!)
厳密には、韓国コスメが売られているオンラインショップでは、日焼け止め効果の入っているファンデーションは入手できますが、割高です。
なので、日焼け止め効果のある化粧下地やファンデーションは必須で買います。
自分の肌に合ったものの方が上手にお化粧できますしね!
5.段ボール・梱包材・ガムテープなどを準備する
梱包する時は内容物が「動かない」が基本。
梱包に必要なアイテムとしては主に
【段ボール】
画像はDCMさんのものをお借りしています。
通常の段ボールよりも分厚いものや頑丈な素材が売られていたら、そちらをオススメします。
ちなみにDCMさんでは「強化」とついているものが売られています。
段ボールが運ばれる時はかなりずさんに扱われると思ってください…
実際に私の荷物もべっこべこに凹み、段ボールの角が丸くなっておりました💧

段ボール NO6 強化 DCM ダンボール 内寸約35x46x28cm | ホームセンター通販はDCMオンライン
【エアーパック】
いわゆるプチプチのことです。

こちらは割れやすいものや壊れやすいもの、刃物類を包むのに使用してください。
【布ガムテープ】
紙テープより断然布テープ!
粘着力、強度、湿気にも強いので船便や雨が降っていても安心です。
段ボールをグルグル巻きにするので、何個も段ボールを送る方は1つでは足りないかもしれません。
ゴミ袋
これは雨などの水分から内容物を保護するために使います。
私の場合は90Lのサイズのゴミ袋で包み、段ボールに入れました。
水がしっかりはじける素材であれば、色や厚みは何でも大丈夫です。
6.詰めた内容、重さを控える⚠重要⚠
⚠ここ、とっても重要です⚠
後ほど紹介しますが、ラベルには以下の情報入力が必要です。
細かくルールがあり、クリーム一つにしてもフェイスクリームなのか、ハンドクリームなのかなども細かく記入する必要があります。
洋服を沢山持っていく方は大変だと思いますが、ここは気合で乗り切りましょう!
7.郵便局のアカウントを作成する
日本郵便の公式HPに行く
下記リンクよりはじめての方の「個人のお客さま」をクリック
https://www.int-mypage.post.japanpost.jp/mypage/M010000.do
お客さま情報を入力

お客さま情報入力後、利用規約に同意をクリック
仮登録の完了と確認メールの受信
入力内容を確認し、「登録」をクリックすると仮登録が完了します。
登録したメールアドレスに確認メールが送信されますので、メール本文中のURLをクリックして本登録を完了させてください。
本登録の完了とログイン
本登録が完了すると、ログインページに戻ります。
登録したメールアドレスとパスワードでログインしてください。
これで準備バッチリです✨
8.ラベルの入力をする⚠重要⚠
国際郵便マイページサービス (japanpost.jp) にログイン
先ほどアカウント登録した国際郵便マイページサービス (japanpost.jp) にログイン
マイページメインメニュー
「オンラインシッピングツール」の「送り状作成」を選択
ご依頼主を選択する
「アドレス帳から選択」の「ご依頼主住所を追加」をクリック
※今後同じ住所を使用しない場合は、「ご依頼主を直接入力」を選択してもOKです。

入力ができたら「次へ」をクリック
※「既定の住所にする」みたいなボタンがあった気がするので、そのボタンを押しておくと次回住所入力が省略できるので楽です。
お届け先を選択する
「アドレス帳から選択」の「お届け先住所を追加」をクリック
※今後同じ住所を使用しない場合は、「お届け先を直接入力」を選択してもOKです。

入力ができたら「次へ」をクリック
※「既定の住所にする」みたいなボタンがあった気がするので、そのボタンを押しておくと次回住所入力が省略できるので楽です。
EMS取扱地域の確認
このメッセージが出てくるのでOKをクリック
内容品を登録する
「発送種別の選択」から「EMS(物品)または税関検査対象」または「国際小包」を選ぶ
航空便や船便の場合は「国際小包」を選択
国際小包を選択した場合は航空便か船便を選択

内容品の入力を行う
●内容品名:英語名で入力します。
●単価:単価=原価/今の価値という認識で大丈夫です。(例)5年前5千円で買ったジーンズ→今の価値でいうと200円。
入力する金額は大体の金額で問題ありません。※合計45€以上(2025年5月現在)だと関税がかかってしまいます。
●原産国名:「原産国」とありますが、日本で買ったものであればJAPAN、明らかに輸入品と分かるものであればその国を入力してOKです。
●重量g/個:1個当たりの重さを入力します。
●HSコード:内容品の日英・中英訳、HSコード類の例 | 日本郵便株式会社 (japanpost.jp)を参考にします。該当しないものは空欄もしくは近いものを選択します。
●個数:段ボールに入れる個数を入力します。
●内容品種別:「贈物」を選択します。
●内容品総額(日本円換算):総額45€未満(約7,000円未満)になっているか確認します。超えていたら現地で段ボールを受け取るときに関税を支払う必要があるので要注意です。
記入例
このように入力されていればOKです。

すべて入力し終えたら「確定」ボタンを押します。
「危険物についてのご確認」にチェックを入れ、「次へ」を押します。
9.集荷サービスの予約をする
発送関連情報登録
発送関連情報を入力する

●発送予定日:集荷に来てもらう希望の日を選択します。
●番号/総個数:一つの宛先に対して、同種の郵便物を一度に複数個差し出す場合のみ、番号と総個数を記入してください。
●総重量(梱包後の重量):自分で量り、重さを入力します。
●郵便料金:自動で入力されます。
●保険付:希望の場合はチェックします。※私は保険を付けたことありません。
万一配達できなかった場合の指示

●取扱方法:希望のものを選択します。※私は大抵「返送」を選びます。
●郵送種別:希望のものを選択します。※私は大抵「航空便」を選びます。
税関告知書・インボイス

●インボイス印刷指定:「規定枚数印刷する」を選択します。
●有償/無償:贈物(=自分宛)なので「無償」を選択します。
●税関告知書・インボイス詳細情報:入力が必要な人↓
・45ユーロ以上(=価値のある物品)のものを送る人
・商業目的で製品や商品を輸入する事業者
・国際取引で関税対象となる商品を輸出入する場合
・通常の免税範囲を超える物品を輸送する場合
など
ご自身で該当するか確認してくださいね!
配送ステータスメール設定

きちんと配達状況を把握するためにも、全てにチェックを入れておくのがおすすめです。
入力漏れ、誤入力がないか確認しましょう!
確認後「送り状を登録する」を押します。
「注意事項に同意して送り状を印刷」を押します。
送り状の画像の上「…」を押し、「印刷」を押して印刷をする。完了したら「印刷終了」を押します。
ワンポイントアドバイス
印刷したインボイスに書かれている英名の内容品名の横に、日本語名でも書いておくと集荷の際にスムーズです!
スタッフの方が一つ一つ確認する作業があるので、日本語名で書かれていると分かりやすいと思います。
10.段ボールに行先の国名・番号を書く
国名
これはルールではありません。
海外では作業ミスで段ボールが届かないということも多々あります。
ひとまず、この段ボールはどこの国に行くのか?ということをアピールするためにでかでかと「FRANCE」と書いておきましょう!
上の面はインボイスなどを貼るので、側面に書くのをおすすめします。
番号を書く
1個以上の段ボールを送る人向けです。
こちらもルールではないのですが、配達する人に複数あるよということをアピールするため&自分で管理しやすいために書きます。
書き方は1/5(5個ある段ボールの内の1つ目)のように書いておくと分かりやすいと思います。
11.現金を準備する
⚠支払は現金のみです⚠
※もし支払方法がカード決済も可能になっている場合、教えてください!
その場で現金で支払う必要があるので、あらかじめ用意しておきましょう。
小銭もある程度準備しておいた方が、おつりがない!という事態にならないと思います♪
完了
これですべて完了です!!
お疲れ様でした~✨
あとは追跡番号を使って、荷物がきちんと届いているか確認し現地で受け取るのみです。
さぁ、これから新生活をはじめましょう✨
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