こんにちは、つくねです。

突然ですが一時帰国や海外旅行のとき、スマホどうしていますか?
空港でSIMカードを買うと、長蛇の列に並ばなきゃいけないし料金も割高です…。
レンタルWi-Fiはかさばって荷物になるし、返却の手間もかかる。
私は一度移住前にフランスに旅行に来た時はレンタルWi-Fiを利用しました。
ですが、設定がうまくいかなかったのか上限ギガ数を越えてしまい、500円追加料金がかかってしまいました…
今回はそんな悩みを一発で解決してくれるのがeSIMです。
最近は海外在住者や旅行好きの間でどんどん利用者が増えているんです。
eSIMとは?
eSIMは「embedded SIM(組み込み型SIM)」の略で、スマホ本体に内蔵されたデジタルSIMのことです。
これまでの物理的なSIMカードとは違い、オンラインで契約情報をダウンロードするだけで通信が利用できちゃう革新的なアイテムなんです。
・物理SIM:小さなカードを差し替えて使う
・eSIM:カードなし、QRコードやアプリで設定するだけ
注意点
⚠持っている携帯がeSIM対応機種か確認すること!
⚠サービスが終了していることがあるので、最新情報を公式HPで確認すること!
iPhone対応機種
2018年以降に発売されたすべてのiPhoneモデルがeSIMに対応しています。
(NEW)iPhone 17/Pro/Pro Max/Air
iPhone 16/e/Plus/Pro/Pro Max
iPhone 15/Plus/Pro/Pro Max
iPhone 14/Plus/Pro/Pro Max
iPhone13/mini/Pro/ProMax
iPhone12/mini/Pro/ProMax
iPhone11/Pro/ProMax
iPhone XS /Max
iPhone XR
iPhoneSE(第3世代)
iPhoneSE(第2世代)
android対応機種
SONY Xperia
IVシリーズ以降の機種がeSIMに対応しています。
【Xperia 1シリーズ】
Xperia 1 Ⅳ
Xperia 1 Ⅵ
Xperia 1 Ⅶ
Xperia 1Ⅴ
【Xperia 5シリーズ】
Xperia 5Ⅴ
Xperia 5 Ⅳ
【Xperia 10シリーズ】
Xperia 10 Ⅲ Lite
Xperia 10Ⅴ
Xperia 10 Ⅳ
Xperia 10 Ⅵ
Google Pixel
Pixel4シリーズ以降の機種がeSIMに対応しています。
(*Pixel3aおよびPixel3は、日本で購入した場合は、eSIMに対応していません。)
Pixel Fold
Pixel9/9a/Pro/Pro XL/Pro Hold
Pixel8/8a/Pro
Pixel7/7a/Pro
Pixel6/6a/Pro
Pixel5/5a
Pixel4a/4/XL
Samsung Galaxy
Z Fold4/Z Flip4/A23以降、またはS23シリーズ以降の機種がeSIMに対応しています。
【Galaxy Sシリーズ】
Galaxy S25/S25+/S25 Ultra
Galaxy S24/S24+/S24 Ultra/S24 FE
Galaxy S23/S23+/S23 Ultra/S23 FE
Galaxy S22/S22+/S22 Ultra
Galaxy S21/S21+/S21 Ultra
Galaxy S20/S20+/S20 Ultra
Galaxy S10/S10+
【Galaxy noteシリーズ】
Galaxy note20/note20 Ultra
Galaxy note10/note10+
【Galaxy Zシリーズ】
Galaxy Z Flip6
Galaxy Z Flip5
Galaxy Z Flip4
Galaxy Z Flip3
Galaxy Z Flip2
Galaxy Z Flip
Galaxy Z Fold6
Galaxy Z Fold5
Galaxy Z Fold4
Galaxy Z Fold3
Galaxy Z Fold2
Galaxy Z Fold
【Galaxy Aシリーズ】
Galaxy A23 5G
Galaxy A25 5G
Galaxy A54 5G
Galaxy A55 5G
SHARP AQUOS
AQUOS sense6、AQUOS wish2 ドコモ版はeSIMに対応していません。
【AQUOS Rシリーズ】
AQUOS R10
AQUOS R9 Pro
AQUOS R9
AQUOS R8 pro
AQUOS R8
AQUOS R7
【AQUOS senseシリーズ】
AQUOS sense9
AQUOSsense8
AQUOSsense7
AQUOSsense7plus
AQUOSsense6 ※ドコモ版SH-54Bは非対応
AQUOSsense6s
AQUOSsense4lite
【AQUOS wishシリーズ】
AQUOSwish 5
AQUOSwish4
AQUOSwish3
AQUOSwish2 ※ドコモ版SH-51Cは非対応
AQUOSwish
【その他】
AQUOSzero6
シンプルスマホ6
arrows
arrows N
arrows We
arrows We 2
arrows We 2 Plus
OPPO
【OPPO Renoシリーズ】
OPPO Reno14
OPPO Reno13 A
OPPO Reno11 A
OPPO Reno10 Pro 5G
OPPO Reno7 A
OPPO Reno 9 A
OPPO Reno5 A
【OPPO Findシリーズ】
OPPO Find x3 Pro
OPPO Find X8
【OPPO Aシリーズ】
OPPO A73
OPPO A79
OPPO A55s 5G
Xiaomi
【Redmiシリーズ】
Redmi 12 5G
【Redmi noteシリーズ】
Redmi Note 11 Pro 5G
Redmi Note 10T
Redmi Note 13 Pro/13Pro+ 5G
【Xiaomiシリーズ】
Xiaomi 12T Pro
Xiaomi 13T
Xiaomi 13T Pro
Xiaomi 14T
Xiaomi 14T Pro
eSIMのメリット・デメリット
メリット
- 日本に到着した瞬間からネットが使える
- 物理SIM不要で、QRコードを読み込むだけで即利用可能
- 紛失の心配がない
- 複数プランをスマホで切り替えられる
- 空港でSIMカードを買う必要なし
- プランが短期向け(3日/7日/30日など選べる)
- コンビニで簡単に買える(一部取り扱いのない店舗あり)
デメリット
- 対応スマホじゃないと使えない
- 電話番号はつかないことが多い(LINE通話はOK)
eSIMの選び方
使用目的に合わせて選ぶ
一時帰国で使う場合
短期滞在の人は「日数ベース」のプランがおすすめ。
- 日本滞在が1〜2週間なら「7日間・14日間」などの日数固定プランを選ぶと無駄がない。
- LINEやメール程度なら 1〜3GBで十分。
- 動画視聴やリモートワークをするなら 無制限プラン or 10GB以上を選ぶと安心。
日本国内の通信品質に強い会社を選ぶと安定性が高い!
海外旅行で使う場合
訪問国数によってプランを選ぶのがおすすめ。
- 1か国だけ行く → 国別プランが安くて効率的。
- 複数の国を周遊 → 地域別プラン(アジア・ヨーロッパなど)があるeSIMを選ぶとSIM入れ替え不要で便利。
国によって電波事情はバラバラ。渡航先でレビューをチェックするのも重要です!
長期滞在や留学・駐在で使う場合
「月額型・定額プラン」を選ぶのがベスト!
- 30日ごとに自動更新できるプランを選べば、契約や購入の手間が省ける。
- 長期間だと「使い放題」よりも「大容量・安定接続」のプランを選ぶ方がコスパ◎。
仕事や学業で利用する場合は、信頼できる通信会社(現地キャリアや大手プロバイダー)のeSIMを選ぶのがおすすめです!
料金で選ぶ
1GBあたりの料金をチェック
プランの総額ではなく、1GBあたりの単価で比較するのが大事です!
- 3GB=1,000円 → 1GBあたり約333円
- 10GB=2,500円 → 1GBあたり250円→ 実は大容量の方が割安になるケースが多い。
「そこまで使わないけど、ちょっと余裕を持ちたい」方は、必要容量+2〜3GB多めのプランを選ぶと無駄がありません。
短期 vs 長期で料金は変わる
- 短期(一時帰国や旅行) → 日数ごとのパック(7日間/14日間)が割安。
- 長期(留学・駐在) → 月額制プランの方がコスパが良い。
短期で「使い放題」は割高になりがち。長期なら逆にお得になるケースも。
隠れコストに注意
料金比較するときは、以下も忘れずにチェックしてみてください!
- 有効期限(余ったデータが翌月に繰り越せるか)
- 管理アプリや発行手数料(一部サービスは追加料金あり)
- 通信の安定性(安いけど繋がりにくいなら意味なし)
隠れコストがかさばると、安いプランを選んだのに結局高くついた💦なんてこともあります。
回線の信頼性で選ぶ
料金の安さやデータ容量も大事ですが、最もストレスになるのは「つながらない」こと。
一時帰国や海外旅行中にネットが不安定だと、地図もLINEもキャッシュレス決済も不便で大変です。
そこで、eSIMを「回線の信頼性」で選ぶときのチェックポイントを紹介します。
大手キャリア回線を使っているか確認
eSIMサービス会社自体は独自の回線を持っていない場合がほとんどです。
多くは NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク など大手キャリアの回線を借りています。
- 日本で使うなら「ドコモ回線対応」が一番エリアが広く安定的。
- 👉地方や山間部でも安心して使いたいなら、大手キャリア回線を利用しているか必ずチェックしてください。
トラブル時のサポート体制
回線トラブルは意外と多いもの。
- サポートが日本語対応か
- 24時間チャットやメールで問い合わせできるか
も大事なポイントです。
特典などのサービスで選ぶ
eSIMはデータ通信ができれば最低限の役割は果たしますが、サービスによっては特典や付帯サービス が大きく違います。
「料金や容量だけでは差がつかないな…」というときは、+αのサービスで比較するのがおすすめです!
データ繰り越しサービス
余ったデータを翌月に持ち越せるプランはコスパ抜群。
一時帰国や短期旅行のときも「思ったより使わなかった」分が無駄にならないのがメリット。
カスタマーサポート体制
- 日本語対応のサポートがある
- 24時間チャット相談が可能
こうした付帯サービスは「初めてのeSIM利用」や「海外でのトラブル時」に心強いです。
ボーナス特典・リワード制度
- 初回利用クーポン
- 友達紹介で割引
- ポイントが貯まる
などの特典を提供している会社も多いです。
継続利用する人は、こうしたリワードの有無も選ぶ基準にするとお得にeSIMを利用できます。
eSIM比較表
格安SIM・キャリア | サイト | データ容量 | 月額料金 (税込) | 初期費用 (税込) |
楽天モバイル | 楽天モバイル | 〜3GB 〜20GB 〜無制限 | 1,078円 2,178円 3,278円 | 0円 |
ワイモバイル |
![]() | 4GB 20GB 30GB | 2,365円 4,015円 5,115円 | 3,850円 ※1 |
LINEMO | LINEMO | 3GB 10GB 30GB | 990円 2,090円 2,970円 | 3,850円 ※1 |
ahamo | 30GB 110GB | 2,970円 4,950円 | 0円 | |
mineo | 格安スマホ・格安SIM【mineo(マイネオ)】 | 1GB 5GB 10GB 20GB | 3,740円 1,298円 1,518円 1,958円 2,178円 | 3,740円 ※3 |
IIJmio | 格安SIM/格安スマホ・インターネットサービスのIIJmio | 2GB 10GB 20GB 50GB | 850円 1,500円 2,000円 3,900円 | 3,520円〜 ※2 |
HISモバイル | 1GB 3GB 10GB 30GB | 550円 770円 1,340円 2,970円 | 3,300円 | |
UQモバイル | UQ mobile│格安スマホ/格安SIMで通話もネットもおトクに | 1GB 4GB 15GB 33GB | 2,277円 2,365円 3,465円 3,278円 | 0円 |
povo | povo2.0 | 基本料金0円 ※トッピング料金のみ | 基本料金0円 ※トッピング料金のみ | 0円 |
eSIMの設定方法(初心者向け)
①eSIM対応サービスで購入
②QRコードやアプリでプロファイルをスマホにインストール
③スマホの設定画面で「モバイル通信」をONにする
注意点
- 開通のやり方は各サービスによって異なる場合あり⚠
- 開通にはWi-Fi環境が必要⚠
- 開始日を設定できるサービスもあるので要チェック⚠
実体験レビュー
私は今まではレンタルWi-Fiを使用していましたが、今回の旅行ではじめてeSIMを使ってみました。
eSIMの仕組みが理解できていなく、なんとなく敬遠していたのですが使ってみたらなんと楽なことか!
いつでもどこでもeSIMを買いことができて、すぐ繋げられて電波を確保できることがかなりの安心感につながりました。
夫はeSIM未対応の機種だったのですが、謎にモバイルWi-Fiも借りず電波なしで一人で札幌の街を歩いていました…野性的すぎる…
3GのeSIMを買った私は、超快適で今まで通り変わらず携帯を使用することができました。
【3Gでできること】
LINE通話 | 約166.5時間 |
音楽ダウンロード | 約750曲分 |
動画視聴 | YouTubeの場合、中画質(360p)で約13.5時間、高画質(720p)で約4.5時間 |
サイト閲覧 | テキスト中心のウェブページで約10,500ページ |
メールの送信 | 約3,670通 |
3Gってどのくらいなのか分からず、漠然と少ないイメージだったのですが結構いろんなことができるんです!
旅行中特に使うのはサイト閲覧やLINE通話かと思いますが、全然余裕ですよね。
カフェやモールに入ってしまえばWi-Fiはありますし、残りのギガ数の心配なく過ごすことができました!
まとめ
一時帰国や海外旅行で「空港でSIMカードを買うのは高いし面倒」「レンタルWi-Fiは荷物になるし返却が大変」…そんな悩みを解決してくれるのが eSIM です。
- 日本到着後すぐ使える
- カード不要で即開通
- 紛失リスクなし・切り替えも簡単
という手軽さは、一度使うと手放せなくなるレベルです!
ただし、
- eSIM対応機種か必ず確認すること
- プランの料金体系(短期/長期・容量別)を比較すること
- 信頼できる回線・サポート体制を持つサービスを選ぶこと
この3つが後悔しないための大事なポイントです。
私のように「3GBでも十分快適!」という人もいれば、動画や仕事用で「無制限じゃないと不安」という人もいます。
自分の使い方に合ったプランを選ぶことが何より大切です。
一度eSIMを体験してしまえば、「旅行や一時帰国の必須アイテム」になること間違いなし!
次の渡航では、ぜひみなさんもeSIMデビューしてみてください✨
コメント