フランスのハロウィン事情2025|日本との違い&実際の過ごし方を紹介!

現地の暮らし

こんにちは!つくねです。

10月31日といえばハロウィン!

日本では仮装イベントやスイーツフェアで盛り上がりますが、フランスではどんな風に過ごされているのでしょうか?

実際にフランスに住んで感じた、リアルなハロウィンの様子や日本との違いを紹介します🎃

フランスでもハロウィンってあるの?

フランスでもハロウィンは存在しますが、まだ「伝統的な行事」というほど浸透していません。

多くのフランス人にとっては「アメリカから来た楽しいイベント」という感覚。

クリスマスのように、家族や親せきが集まって行う重要なイベントではありません。

ただし近年は、学校や幼稚園、地域コミュニティなどを中心に、子ども向けイベントとして少しずつ広まりつつあります。

街のスーパーにも、オレンジや黒のハロウィンカラーが並びはじめると、季節の訪れを感じます!

子どもたちのハロウィン

フランスのハロウィンといえば、やっぱり子どもの仮装とお菓子集めですね!

10月31日の夕方になると、ゾンビや魔女、吸血鬼などに仮装した子どもたちが近所をまわって、「Des bonbons ou un sort !(お菓子をくれなきゃいたずらするぞ!)」と元気に叫びながら歩くのは有名ですね。

ただし、ハロウィンを祝う家庭・地域にはかなり差があり、「お菓子を配る家」もあれば「まったく関係ない家」も。

住宅街によっては、玄関にカボチャや飾りを出している家を目印に、子どもたちが訪ねてくる仕組みです。

パリでは一軒家が少ない街というのもあるのか、10月31日当日でも仮装している子供やお菓子を持って歩く子どもは見たことがありません。

ハロウィンのデコレーションもお店以外ではあまり見かけず、家でデコレーションをしている家庭はあまり多くない印象です。

大人のハロウィンの楽しみ方

子どもだけでなく、大人もハロウィンを楽しむ人は増えています。

特に若者の間では、バーやクラブでの仮装パーティーが大人気みたいです!

フランスの仮装は“可愛い系”よりも“リアルなホラー系”が主流で、ゾンビメイクや血のりメイクがとにかく本格的。

私たち夫婦は日本で買ったタペストリーを飾り、ハロウィンのお菓子や料理を作って楽しんでいます!

去年の写真です。

今年は何を作ろうかまだ未定なので、かわいいデザインのお菓子を探し中です♪

スーパーや街の様子

9月の終わりごろから、スーパーではハロウィングッズやカボチャのお菓子が並び始めます。

チョコレートメーカーも限定パッケージを販売したり、パティスリーではカボチャを使ったタルトやモンスター型のチョコケーキが登場したりと、見ているだけでもワクワクする季節です🎃

日本ではイベントが多いので11月1日になったらほぼハロウィンのものはなくなり一気にクリスマス仕様になると思うのですが、ここはフランス、我が家の近くのスーパーでは春頃までハロウィンパッケージのお菓子が売られていました。

賞味期限が切れていなかったら捨てるのはもったいないし、フードロスにはならないから良いのだけれど…

3月ごろにサンタの帽子をかぶったチップスターのキャラクターを見た時は「これがフランスなんだ」とカルチャーショックを受けました😂

まとめ

フランスのハロウィンは、日本に比べるとまだ控えめ。

でも、子どもたちが笑顔でお菓子をもらい歩いたり、若者が仮装パーティーで盛り上がったりと、少しずつ「秋の恒例行事」として根づいてきています。

これから数年で、もっと多くの人が楽しむイベントになるかもしれませんね!

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