【4日目】移民講座最終日

ビザ・滞在許可証

こんにちは、Jance plus+編集部です。

ついに、移民講座の最終日4日目です!

早速レビューしていきます🎉🎉

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1日目

【1日目】パリ移民講座が地獄で号泣した話。 | Jance plus+ (jance-plus.com)

2日目

【2日目】授業態度にカルチャーショックを受けた話。 | Jance plus+ (jance-plus.com)

3日目

【3日目】移民講座開始前に座布団を盗まれそうになった話。 | Jance plus+ (jance-plus.com)

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4日目移民講座

4日目も今までと同じ場所で講座を行いました。

4日目は選択制になっています。

3日目に希望のジャンルを聞かれます。

・労働①

・労働②

・文化

から一つ、自分自身に必要なものを選んでください。

私は「文化」を選びました。

メンバーは全員違い、先生もはじめましての女性の方でした。

22人中バングラデシュ人が11人、アルジェリア人が7人、その他3人(内日本人私1人、他は自己紹介時聞き取れず不明)というなんとも偏った国籍比率でした😓

しかもそのうちの女性はたった3人(アルジェリア1人、その他2人)…

マイノリティ中のマイノリティを経験しました笑

講座開始前

そして4日目も椅子が足りず他の部屋から持ってくるという儀式を行い←なぜ改善しないのか…

講座が始まる前だったので、トイレに行こうかと思い並びました。

講座を行うフロアではトイレは一つしかないので、並んで待っていました。

待っているアピールで音を立ててみたりしたのですが、一向に赤から緑に変わらない使用中のサイン。

まだかな~長いな~と思っていたところ、ガチャッとドアノブを引く音が聞こえトイレから出てきたのはなんと…

でした。

出てきた瞬間「ここ女性のトイレだと気付かなかったベラベラベラベラ…」と言い訳を言っていたのですが、怪しい。怪しすぎる。

出てきた瞬間に間違えたって気が付くか?本来だったら、え?ここ男性用じゃあ…って確認するなり驚くなりリアクションがあるはず。

一応、トイレの部屋にカメラが仕掛けられていないか、確認しました。(大丈夫でした)

そんなこんなで、毎回何か起こるなと感じながら4日目がスタートしました。

9:45講座開始

本日はいつもより遅めのスタートでした。

全員がはじめましての状態だったので、先生から自己紹介を行い順番に生徒たちも自己紹介をすることに。

教室にはこんなイラストが映し出され、

国籍・いつフランスに来たか・職業・パリで好きな場所

を発表しました。

エッフェル塔やパンテオンなど、どんな施設なのか?どうやって造られたのか?を説明する機会があれば説明する時間を取っていたので、

1時間くらいは自己紹介タイムがあったと思います。

11:00~11:30休憩

※本当は15分休憩です。

いつもより少し遅い休憩でした。

お陰でトイレも空いていましたし、ラッキーでした。

講座はずっと座りっぱなしなので、休憩中は立つようにしているのですが、廊下に一人で立っていると一人のバングラデシュ人が話しかけてきました。

その男性はバングラデシュ人の妻が居るみたいで、12月に出産予定なこと、妻はフランスやフランス語が嫌いで家に籠ってばかりなこと、出産証明に必要な個人情報モリモリの書類の画像なんかを見せてくれました笑

オープン過ぎ!!

個人情報をたくさん見せてきたので、不安になりましたが「一人でつまらなそうだったから」と話しかけてくれたのは嬉しかったです。

私が廊下で話していると、微妙な距離からこちらをみている一人の男性がいました。

教室に戻ろうとしたとき、その男性が「日本語喋れる」と話しかけてきたのです。

話を聞いたところによると、5年間茨城・群馬・埼玉を転々としながら働いていたらしいです。

休憩時間が終わりそうだったので、ほんの少ししか話せなかったのですが、意味の分からない言語が飛び交っている環境で母国語が聞けたのは安心感がありました。

(外国で日本語話せる!といって近づいてきた現地人に騙されたという事件も聞きますが、外国語の環境で母国語を聞くと安心して警戒心が緩んでしまう気持ちがとてもよく理解できました笑)

午前授業後半戦

午前授業後半戦はフランス革命の話や、フランス料理、エッフェル塔の歴史、それに関連してオリンピックの話など文化に関する多岐にわたる内容の話をしていました。

エッフェル塔をバックにオリンピックで歌ったセリーヌ・ディオンの話題になると大盛り上がりになりました。

あとは、次の滞在許可証更新の話だったり、パリで行われるイベントが分かるサイトを教えてくれたりしました。

お昼休み12:45~13:45

4日目はスーパーで買ったツナサンドを持っていき、前回見つけた噴水のところでランチをしました♪

13:45午後講座前半戦開始

午後のスタートは貿易の話からはじまりました。

所々単語が分からなかったのでうろ覚えですが、100年以上前はバッグ一つを輸出するのにフランスから日本へ船で4か月もかかったそうです。

昔はこんなに移動するのに時間がかかったのに、今この教室ではいろんな国から人が集まってきているよね~みたいな話になりました。

そう考えるとすごい事ですよね。

昔、生きて帰ってこれるかもわからない船旅で、私だったら国境を越えようと思わなかったと思います。

ですが、今の時代だからこそ、携帯で遠く離れていた人とも繋がれる。遠くに住んでいる人とも出会える。自分が遠くに行く勇気が出るんですよね。

技術の進歩に感謝する日々です。

ペンを使いたいアルジェリア人男性

私の左隣にアルジェリア人男性が座っていたのですが、しきりに「ペンが~」「ペンを~」とペンを指さしながら何かを言ってきていました。

「ペンを使いたいということ?」と聞くと、うん。とうなずく男性。

「今?」と聞くと、うん。とうなずく男性。

ペンを渡そうとすると。後でと答える男性。

その後もしきりにペンペンペンペン言ってくるので、

「ペンを試したいってことですか?」と聞くと、うん。とうなずく男性。

「今?」と聞くと、うん。とうなずく男性。

ペンを渡そうとすると、後でと答える男性。

????????????

この会話は英語で行っていたのですが、うまく意思疎通ができていなかったようで…

よくわからなかったので、スルーすることにしました。

それがのちの悲劇に…

15:30午後講座後半戦

いよいよあと1時間程度で終わりです!!

午後は前回も行った通り、講座のアンケートを回答しました。

QRコードで読み取り、授業どうでしたか?施設の環境は?といった内容を選択方式で回答します。

講座に対する意見を自由記述する場所があったので、先に講座の内容の資料をメールで送信し、語学力チェックの時に確認テストを行い、個人面談で詳しく確認する方法に変えてはどうか?ということをちゃっかり記入させていただきました。

(あと時間が長すぎると書いたことはここだけのヒミツ…)

アンケートを記入した後は、グループワークでした。

パリを観光するベストなプランを作ってみよう!という内容でした。

私たちのグループは7人だったので、7人でエッフェル塔に行くためにどこでおひるごはんを食べて、エッフェル塔のなんの種類のチケットを買うか(色々種類あるみたいです)を決めました。

私も翻訳機を使いながら、必死についていこうとしました。

4つのグループの代表者1名が順番に発表して、いいねいいねと言いあいながらその時間は終了しました。

その後、4日目の出席簿に名前を記入して完全完了!!

おめでとう私!!ありがとうみんな!!!ありがとう!!!!

後日、移民講座完了証明書がメールで送られてくるようです。

滅多にないけれど、たまに送信漏れがあるようなので、明日メールが届かなかったらOFFIに連絡してくれとのことでした。(しっかり送られてきました✨)

終わった~!とふぅ~っと落ち着いていると、隣のアルジェリア人男性が「ペン!ペン!」と指さして言ってきたので、今何か書くことあるのかな?と思い、

「今使いますか?」と聞くと、うん。とうなずくので渡しました。

「ありがとう!」と言い、その男性がとった行動は…

バッグの中にしまおう

としたんです😱😱

慌てすぎて、「ちょちょちょ、まってまってあげてないから!!」

とバリバリ日本語で口に出してしまいました。

状況を理解してくれたのか、くれるわけではないのね。OK!的な感じで取り戻すことができました💦

最初に何か言ってたのは、くれますか?っていうことだったのか…

と今になって理解したのと、大事なジェットストリームの5色入りボールペンは持ち出すもんじゃないな。と勉強になりました。

気分を上げるために、わざわざ日本製で選び抜いたとっておきのデザインのものを講座に持ってきてしまったんです。

明らか品質よさそうで書きやすそうな見た目してますもんね…

しかも、とある書類を出しに役所に行った時も、書いた文字を見て「何のペンを使ったの?」と聞かれるほどジェットストリーム様は評判が良いのです✨

とにかくペンを奪われずによかった。これからは過保護な温室育ちのペンとして、一歩も外には出さないようにします。

ひやひやしながら教室を出ました。

まとめ

以上、涙あり笑いあり恐怖あり?の移民講座4日間レポでした。

号泣した1日目から比べると、4回だけで大分成長したなと自分で思います。

なにより、多言語の環境で頼れるものが誰もいない状況に耐性が付いてきたなと。

もっと早く経験していれば、フランス生活ももっとアクティブに動けたのかもしれませんが、まあ無事終わったことですし良しとしましょう!

1日目から4日目まで長々と書きましたが、講座の内容は3日目の冊子の画像に詰まっています笑

是非予習や予備知識として使っていただけると嬉しいです。

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