【完全版】パリ6区のおすすめ観光スポット10選

パリ6区

パリ6区の特徴

パリ6区のサン・ジェルマン・デ・プレ界隈は、文豪や芸術家など多くの文化人が集ったとされる老舗カフェや、美術館・書店などが点在するセーヌ左岸の知的文化エリアです。

サン・ジェルマン・デ・プレ教会をはじめとした歴史的スポットも多数ありながら、ブティックやスイーツ、雑貨店が立ち並ぶショッピング街としても高い人気を誇り、パリ観光には外せないエリアです。

そんなパリ6区のおすすめ観光スポットをご紹介します。

おすすめ観光スポット10選

サン・ジェルマン・デ・プレ教会

サン・ジェルマン・デ・プレ駅すぐ近くに位置する、パリ最古の歴史を持つ「ロマネスク様式」の教会です。

長い歴史の中で何度も修復を繰り返して来たことにより、様々な建築様式が混在しているのが特徴です。

この地区のシンボルでもある背の高い鐘楼は、もとは3つあったそうですが今は1つしか残っていません。

教会内は静寂に包まれ、花をモチーフとしたステンドグラスの鮮やかな色彩は、息を飲むほどの美しさです。

サン・シュルピュス教会

あの有名な作品「ダ・ヴィンチ・コード」の舞台としても話題となった、パリ第2の大きさを誇るカトリック教会です。

1646年に建設が開始されるも幾度となく工事が中断し、およそ100年もの歳月をかけて完成しました。

世界最大級のパイプオルガンやドラクロワの壁画は大変見応えがあります。

教会の前には「四人の枢機卿の噴水」がある広場が広がっており、ぜひ一度は訪れたい教会です。

(パリ観光サイト「パリラマ」より)
https://paris-rama.com/paris_spot/046.htm#article

リュクサンブール公園

セーヌ左岸にある公園で、パリ市民の憩いの場となっているリュクサンブール公園。

広大な面積を有し、敷地内にはリュクサンブール宮殿や美術館、噴水などがあります。

また庭園内には100以上の彫像があるとも言われています。

もともとはリュクサンブール宮殿の庭園部分だったようですが、そのフランス式庭園には四季折々の花が美しく咲き、都会の中にありながら豊かな自然を感じることができます。

天気の良い日には、ベンチで日光浴や読書を楽しむ人々で賑わっています。

ドラクロワ美術館

サン・ジェルマン・デ・プレ教会からほど近く、静かな通りにある国立美術館です。

19世紀のロマン派画家、ウジェーヌ・ドラクロワが晩年を過ごしたアトリエ兼自宅が美術館として公開されています。

絵画だけでなく、ドラクロワが実際に使用していた家具なども展示されており、彼のお気に入りだった小さな中庭では、ベンチに座ってゆっくりと過ごすこともできます。

(ドラクロワ美術館HP)
https://www.musee-delacroix.fr/ja/

パリ造幣局博物館

現在も稼働中のフランス最古の行政機関で、ユーロ貨幣製造という公務を担当しています。

各地の観光名所で販売されている記念コインもここで造られているのだとか。

今では博物館としてリニューアルされ、貨幣の歴史や製造方法などを展示しています。

併設のショップではメダルを購入することもできますので、アンティークコインなどに興味があるなら、ぜひ訪れてみることをおすすめします。

(トラベルサイトより)
https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g187147-d1761561-Reviews-Monnaie_de_Paris-Paris_Ile_de_France.html

フランス学士院

セーヌ川のほとりに建つ、青いドーム型の屋根と左右に翼を広げたような外観が特徴的なフランス国立アカデミーです。

フランス文化にとってはとても重要かつ象徴的な場所であり、現在はフランス語辞書の編纂などの業務を担っているとのことです。

青空のもとに見る建築の優美さは格別でファンも多いのですが、夕暮時のライトアップされたその姿も、また美しさが際立ちます。

オデオン座

パリを代表する劇場のひとつで、リュクサンブール公園北側に位置する新古典主義建築の国立劇場です。

当初はコメディ・フランセーズの劇場として建築され、開場初日にはルイ16世王妃マリー・アントワネットも臨席したそうです。

長い歴史の中では、火災や革命、戦争などにより改名や役割変更を余儀なくされて来ました。

1797年に「オデオン座」という名称になり、現在はオペラや演劇などの公演が行われています。

外観はギリシャ神殿を思わせるような造りで、一見の価値ありです。

ラスパイユ市場(ビオマルシェ)

レンヌ駅を出てすぐのラスパイユ通りに立つ「ラスパイユのビオマルシェ」。

メインの日曜日には、地元の人々や観光客で賑わう大きなビオ専門のマルシェです。

新鮮な野菜や果物、お肉・乳製品・はちみつ・パンなどの食料品を中心に、石鹸やアロマオイルなど日用品まで豊富に揃います。

マルシェの魅力は何といってもお店の方とのコミュニケーションではないでしょうか。

ぜひ元気よく挨拶してみましょう。

レ・ドゥ・マゴ

カフェ文化が根づくパリの中でも、日々多くの観光客が訪れることで有名な老舗文学カフェのひとつです。

その佇まいは伝統と品格を感じさせます。

かつてピカソやヘミングウェイなどの小説家や芸術家たちがこのカフェに集い、いくつもの芸術が生まれました。

店内の装飾は当時と変わらず、数々の文化人たちが使用したソファやテーブルはそのまま使われています。

落ち着いた雰囲気の中でゆっくりとショコラショ(ココア)を飲みながら、文豪気分に浸ってみてはいかがでしょうか。

(パリ観光サイト「パリラマ」より)
https://paris-rama.com/paris_cafe/010.htm

ブーランジェリー・ポワラーヌ

パン好きならぜひ訪れてみたい老舗パン屋さんです。

原材料選びから製造方法に至るまで、職人から職人へとノウハウが受け継がれています。

パン製造工程のすべてを手作業にこだわり、品質重視で地元の住民たちにも愛されているお店です。

「P」の文字が書かれた丸い形の「MICHE(ミッシュ)」という田舎パンが有名ですが、パンの他、クッキーやジャムなども販売しているのでお土産にもピッタリです。

(パリ観光サイト「FRANCE BOX」より)
https://francetabi.com/poilane/

まとめ

最もパリらしい景色が広がり、どこか小粋で落ち着いた雰囲気のあるパリ6区。

ほんの一部ですが、おすすめ観光スポットを10個ご紹介しました。

治安も良いエリアですので、パリジャン・パリジェンヌ気分でのんびりと散策を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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